経験値を交差させるために
気がつけばこのwebに訪れて頂いた足跡が11万を超えました。
これも陰ながら応援してくださっている皆様のおかげです。
ありがとうございます。感謝感激雨霰でございます(^^)
ちょっと振り返ってみると、今まで色々な方と色々な舞台を創り上げて来ましたが、どれも素敵な経験値として蓄積されています。
*詳しくはこちら
その中でも特筆すべきは、色々な国の人達との文化交流に関わる仕事に多く携われたことが、特に自分にとって大きな糧になっていることです。
元々「外の世界を沢山見てみたい」という気持ちは強かったのですが、改めて考えてみると、外の世界に触れると言う事は、客観的に自分の立ち位置を見つめ直す事が出来る事だ、ということに、いつの頃からか気付きました。
数年前に台湾からミュージシャンを迎えて企画した「音楽は海を越えて」という舞台。歴史を辿れば大陸から様々な文化が紆余曲折しながら日本に辿り着き、元々存在した文化と混ざり合いながら今に至る訳ですが、今現在改めて、テレビやインターネットなどの情報伝達手段ではなく、生身の人間が海を渡って空間を飛び越えて来てくれて、この土地の空気を吸い、地面を踏みしめて、感じたことを踏まえながら自分達の音楽を聴かせてくれる機会の大切さを今更ながら痛感しています。
外に向かって発信していく事も大事ですが、決して一方通行ではいけないと思っています。受け入れる事により自分を客観的に見つめ直す事が出来て、得たことをどう消化するかが、進化にとって必要なことだと思います。
5月中旬、イランから一人のミュージシャンが札幌に訪れます。
シューレシュ・ラァナーイーさんという方で、イラン伝統音楽の若き巨匠です。
5月17(木)ワークショップ
5月18(金)コンサート
どちらも弊社にてサポートさせていただきます。
札幌在住のミュージシャン、馬頭琴奏者「嵯峨治彦」さんと、津軽三味線奏者「新田昌弘」さんも共演します。
弊社のサポートが決まった時に、3ヵ国の伝統楽器でコラボレーションするのが面白いのではないか、と直感しました。
イラン、モンゴル、そして日本の音楽が、この札幌でどう繰り広げられるのか、考えただけでも楽しそうです(^^)
札幌でペルシア音楽に触れる機会は滅多に無いですし、このメンバーで生まれる音楽を聴けるチャンスも、今後あるとは限りません。
是非とも皆さん自身の目と耳で受け入れてみてください。
皆様のご来場をお待ちしております(^^)
詳細はこちら↓
「音楽は海を越えて〜イランより〜」