2015年9月15日「麻生花帆リサイタル2015」

2015-09-15

アーティスト、女優、司会、日本舞踊、邦楽演奏…多彩で魅力的な活動を展開しつづけている「麻生花帆」さんのリサイタルの舞台音響を担当させていただきました。
彼女のセンスと才能溢れる魅力を思う存分楽しめる、素晴らしい晴れ舞台であったのは言うまでもありませんが、共演者のミュージシャン達も超豪華!
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和太鼓「金刺敬大」さん
クラリネット「中秀仁」さん
アコーディオン「中村大史」さん
筝 / 25絃筝「喜羽美帆」さん
尺八「中村仁樹」さん
それぞれが素晴らしい演奏で花帆さんの舞台を支えていて、表方のチームワークと裏方チームとの連携なども小気味良く、本当に良い経験を積む事が出来る現場でした。
そしてたまたまですが、今回関わっている演奏者は全て別の現場でご一緒したことがある方達ばかり!

私自身、和楽器の音響に携わる様になってからだいぶ経ちますが、和楽器の音響にはいつも悩まされます。
これは決して苦しい悩みでは無く、昔から伝わる日本の音の響きを、いかに現代に適応する表現方法でお客様に伝えるか、という試行錯誤と挑戦であり、非常に楽しいのです。

中でも小鼓は、演奏者自体が多いわけではなく、こういった形で長い時間関わる事が貴重な経験であり、色々と考えてトライして突き詰める事が出来ました。
もちろん理想の拡声音に達するにはまだまだ先は長いと感じましたが、扉を一枚開いた感触をつかみました。

関係各位、本当にありがとうございました!